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杉山 全功 / 代表取締役としてザッパラス・enish を牽引した「上場請負人」

(画像出典:logmi Finance

ITを中心とした経営戦略からIPOまで対応できますが、現在多忙のため稼働量によってはお受けできない場合があります。

この記事では杉山 全功(すぎやま まさのり)に関する情報をまとめています。

杉山 全功の概要

1965年生まれ、大阪出身。

現在、日活株式会社、地盤ネットホールディングス株式会社、株式会社自立制御システム研究所の社外取締役を兼任している。また、ベンチャーやスタートアップ企業に対して、顧問として経営や事業戦略に関するアドバイスを行っている他、エンジェルとしての投資も手掛ける。

関西大学在学中の1986年、関西の大学生によって起業されたプロモーション会社として話題となった株式会社リョーマに参加。1989年、株式会社リョーマのメンバーであった玉置真理らと共に株式会社ダイヤルキューネットワークを設立。

株式会社シンフォレスト、ストリーミングメディアコミュニケーションズ株式会社で取締役、株式会社プラクティス(現インデックス・ライツ)取締役副社長などを経て、株式会社ザッパラスの代表取締役へ就任。翌年に東証マザーズ上場、5年後に東証一部上場を実現した。

その後、株式会社symphonie(現株式会社enish)の代表取締役に就任し、翌年に東証マザーズ、2年後の東証一部上場を主導した。

2社を代表取締役就任から数年後に東証一部上場まで導いた経歴から、「上場請負人」の異名を持つ。株式会社enishはソーシャルアプリ・ゲームの開発や運営を行う企業だが、杉山自身はソーシャルゲームのサービス内容を熟知していたわけではないと言う。

事業内容より「コアなところができてこれから成長したいというところ」と組み、あくまでも経営者として「ガバナンスや運営体制をどう整えるか」といった視点を持ち、「自分がいなくても(組織が)回る」状態にするまでが自分の役割だと話す。(参考:signfiant style

2019年11月1日には、株式会社ROXX(本社:東京都港区、代表取締役:中嶋汰朗)の社外取締役として参画している。

現在の勤務先と役職

日活株式会社 取締役

2009年〜現在

1912年設立。資本金35億円。1993年、会社更生法の適用を申請し事実上倒産しているが、ゲーム会社のナムコ(現バンダイナムコエンターテイメント)会長兼社長であった中村雅哉が事業管財人となり再建活動に入る。1996年には、更生計画が認可され、中村雅哉が社長に就任、ナムコのグループ会社となる。

2005年、インデックス・ホールディングスがナムコ保有の日活株式を取得し、インデックスグループの子会社となる。

2009年、インデックス・ホールディングスは保有株式の34%を日本テレビに譲渡し、その後続けてアミューズメントメディア総合学院、スカパーJSATなどにも譲渡しており、現在の日活株式会社は、日本テレビとスカパーJSATホールディングスの持分法適用関連会社となっている。

2016年、ゲームレーベル「SUSHI TYPHOON GAMES」を立ち上げ、ゲーム事業に参入することを発表した。

地盤ネットホールディングス株式会社 社外取締役

2014年〜現在

2008年設立。東京都中央区日本橋に本社を置く。資本金4億9,040万円。東証マザーズ上場(2012年12月)。地盤ネット・グループとして、日本に地盤ネット株式会社、ベトナムにJIBANNET ASIA CO.,LTD.(地盤ネットアジア)、ハワイにJibannet Reinsurance Inc.の3社のグループ会社を持つ。

住宅地盤の情報を「見える化」する「住生活エージェント」として、地盤調査のビッグデータを解析、管理し「地盤カルテ」や「地盤安心マップ」などを無料で一般提供するサービスなどを展開している。

株式会社自立制御システム研究所 社外取締役

2019年〜現在

2013年、千葉大学野波建蔵名誉教授率いる大学発ベンチャー企業として設立。東証マザーズ上場(2018年12月)。物流、空撮、測量、点検などで使用される産業用ドローンの自社開発、販売を行っている。

株式会社ROXX 社外取締役

2019年11月〜現在

株式会社ROXXは、求人企業と人材紹介会社間を繋ぐ求人流通プラットホーム「agent bank」の運営および、オンライン型のリファレンスチェックサービス「back check」を展開しているインターネットサービス企業。

これまでに代表取締役として2度の東証一部上場を果たした杉山を迎え、強固な経営体制を構築することでリファレンスチェックサービス『back check』および求人流通プラットフォーム『agent bank』の事業展開スピードを加速させるとともに、両事業の拡大を通じた包括的な人材採用支援サービスの実現を目指していくとしている。

過去の職歴

株式会社synphonie(現株式会社enish)代表取締役

2011年〜2014年

2009年、株式会社synphonieとして設立。2012年、株式会社enishに社名変更。2012年に東証マザーズへ上場、2013年に東証一部へ上場。

ソーシャルアプリ、ゲームの開発・運営会社。設立当初はソーシャルネットワーキングサービスmixiに商品提供をしていたが、2010年にGREE株式会社との業務資本提携を発表し、以後GREEにもゲーム商品を提供している。

株式会社ザッパラス 代表取締役→代表取締役会長兼社長

2004年〜代表取締役
2007〜2010年 代表取締役会長兼社長

2000年、サイバービズ株式会社として設立。2001年4月、株式会社ザッパラスに商号変更。

東京都港区に本社を置く。資本金14億7,634万円(2017年4月末)。東証一部上場(2005年5月27日)。

2000年、iモード向けに携帯電話による商品販売を行うサイトを立ち上げる。杉山全功が代表取締役として参加した2004年、iモード向けの占いを22サイト開始し、占いでのトップシェアを獲得。2005年に東証マザーズへ上場、2009年には東証一部上場を果たした。

ザッパラス創業者の玉置真理と杉山全功は、過去に株式会社リョーマに在籍し、共に株式会社ダイヤルキューネットワークの立ち上げて以来の中であり、ザッパラス創業3年目に玉置から声がかかったことにより、杉山が同社に代表取締役として参加することになった。杉山は、当時いた創業者以外の常勤役員全員を退職とし、役員入れ替えによる組織変革に取り組んだ他、iモードの中でも占いに特化する判断をし、同社を上場へと導いた。(参考:signifiant style

株式会社プラクティス(現インデックス・ライツ) 取締役副社長

2002年〜退職年不明

2000年設立。東京都世田谷区に本社を置く。ハウジングサービスやサーバホスティングサービスを提供するデータセンター事業、モバイル・Webシステム開発などを行うシステム開発事業、携帯電話・PC向けコンテンツやストリーミングサービスなどを提供する。

ストリーミングメディアコミュニケーションズ株式会社(現:テック・インデックス) 取締役

2001年〜退職年不明

企業情報なし。

インデックス・ホールディングス 経営企画室長

2000年

1995年、株式会社ノザーク・ビーエヌエスとして設立。携帯電話向けコンテンツ・ゲーム制作、配信サービスを行っていたが、2016年に破産している。

株式会社シンフォレスト 取締役

1995年〜退職年不明

1995年設立。本社を東京都目黒区青葉台に置く。資本金4,000万円。

写真集、画集、図鑑や音楽など、マルチメディアCD-ROMを多数発売。DVDの登場や、マルチメディアの衰退に伴い、現在は環境映像やBGV等に特化した映像を製作するほか、映像配信サイト(PC・携帯・スマートフォン等)へのコンテンツ提供、ストック映像のフッテージ貸出(テレビ番組・VP・CM・展示映像等)、番組販売(放送・配信等)、業務上映や館内レンタルへのソフト貸出など、コンテンツ提供や著作物の管理・マネージメントなどを行う。

株式会社徳間インテリジェンスネットワーク

1991年〜1994年

1991年設立。

株式会社ダイヤルキューネットワークの破産の折、徳間書店を中心とする徳間事業団各社の出資する形で事業を引き継いだ。常勤取締役として、株式会社ダイヤルキューネットワークの西山裕之、杉山全功が就任した。

株式会社ダイヤルキューネットワーク

1989年〜1991年

1889年、株式会社リョーマのメンバーや現役大学生が中心になって設立。

NTT東日本・西日本が提供していた、電話による情報料代理徴収サービス「ダイヤルQ2」を利用し、音声や画像などの情報を提供。設立後1年ほどで年商十億円超、社員数60名超の企業となり、学生起業ブームの先駆けとして注目を集めた。

しかし、「ダイヤルQ2」は利用者への高額請求などが問題として取り上げられるなどして、NTT自身による事業者向け規制が厳しくなったことに伴い、株式会社ダイヤルキューネットワークも経営状況が悪化、事実上の破産となった。

株式会社リョーマ

大学在学中

1987年、真田哲弥と西山裕之によって設立。合宿制の運転免許学校の斡旋所マイライセンスとして開業されたが、設立直後、マーケティング事業部を設置し、日本信販売をメインスポンサーとして大学・短大新入生対象の学生サークル情報誌の編集と営業を行っていたが、1992年9月に破産。
創設者の真田哲弥は現KLabの社長となり、西山裕之は現GMOインターネットの取締役副社長となるほか、多くの経営者や起業家を輩出した。

経歴 (学歴)

1988年 関西大学 卒業

杉山 全功に関するニュース、インタビュー

杉山 全功に関するニュースやインタビューを集めました。

INTERVIEWS WITH INVESTORS《投資家インタビュー》

(画像出典:NAGAKOSHI

平成22年7月に東証1部上場企業の株式会社ザッパラスの代表取締役社長を退任後、平成23年6月にベンチャー企業である株式会社enishの代表取締役社長に。それから1年余りでの最短記録とも言える平成24年12月に東証マザーズ上場。さらに、翌年、平成25年12月に東証1部上場へと導かれた、日本では類を見ないプロ経営者である杉山全功氏を迎えお話をお聞きします。プロ経営者としての知名度が高い一方で、最近では上場企業の社外取締役やエンジェル投資家としてもご活躍されており、この20年間の杉山氏ご自身の活動やベンチャー企業の動向、今後のベンチャー企業を取り巻く環境について、お伺いしたいと思います。(2015年10月 NAGAKOSHI

【杉山全功】「檻のない動物園」を上場企業へ。上場請負人の経営論 Vol.1

(画像出典:logmi Finance

ザッパラス、enishを経営者として率い、東証一部上場企業にまで成長させた杉山全功さん。「上場請負人」として知られる杉山さんですが、ご自身のことを「1から90」に会社を成長させる経営者と捉えているそうです。
現在は「就職活動中」とおっしゃる杉山さんに、ザッパラスやenishでのエピソード、上場請負人としての考え、そして経営者としての原点であるリョーマの話をお聞きしました。(2017年10月4日 signifiant style

杉山 全功のソーシャルアカウント

Facebook:https://www.facebook.com/masanori.sugiyama.315

 

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