POPULAR / 人気の記事

各務 茂雄 / KADOKAWA Connected社長、KADOKAWAグループのDX戦略をリード

画像出典:KADOKAWA

この記事では各務 茂雄(かがみ しげお)に関する情報をまとめています。

目次

各務 茂雄の概要

株式会社KADOKAWA Connected代表取締役社長。また、株式会社KADOKAWA執行役員、株式会社ドワンゴ本部長も兼務する。グローバルとローカル、ベンダーとユーザー、ベンチャーと大企業という幅広い経験を武器に、名だたる企業で本部長クラスの職を歴任している屈指のCIO人材。

1994年、INS Engineering(現:ドコモ・システムズ株式会社)てエンジニアとしてキャリアをスタートした後、コンパック・コンピュータ・コーポレーション、EMC(現:DELL/EMC)、ヴイエムウェア株式会社というグローバル企業で多岐にわたる経験を積む。

2012年、楽天株式会社へ入社。プロダクトマネージャーとして、Global Cloudのリード。15000VMを超える基盤をメンバーと共に1年間で立ち上げた。

次いで入社したMicrosoft Corporation(1年後に日本マイクロソフト株式会社 へ異動)ではモビリティ&クラウド技術部 部長、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社ではProfessional Service 本部長、株式会社ドワンゴではICTサービス本部 本部長と、情報や技術に関する要職を歴任。

2018年10月、株式会社ドワンゴの親会社である株式会社KADOKAWAへ入社。グループCIO、ICT局 局長、執行役員/DX戦略本部副本部長を務めた。その一方で、株式会社チームスピリットの経営・開発アドバイザーとしても活動。

2019年4月には、子会社として設立された株式会社KADOKAWA Connectedの代表取締役社長に就任。KADOKAWAグループのデジタル化戦略推進を一手に担い、在籍を続けている株式会社ドワンゴとのシナジー拡大、ビッグデータやAI/機械学習を活かしたコンテンツビジネスの革新・創造に力を注ぐ。

また、2020年4月新設の情報経営イノベーション専門職大学教授にも就任予定で、多方面にその活動を広げている。

現在の勤務先と役職

株式会社KADOKAWA Connected 代表取締役社長

2019年4月〜現在

2019年4月に設立した、株式会社KADOKAWAの100%子会社。ICT/業務コンサルティング、システム設計/構築/運用、クラウドサービス、ビッグデータサービスを展開する。

株式会社KADOKAWA 執行役員/DX戦略本部副本部長


2019年7月〜現在 執行役員/DX戦略本部副本部長
2018年10月〜2019年6月 ICT局 局長

株式会社KADOKAWAは、 東京都千代田区に本社を置く企業。出版事業、映像事業、ゲーム事業、Webサービス事業などを行う。

初代KADOKAWAは、1954年に設立された株式会社角川書店(後の角川グループホールディングス)が、2013年に角川グループホールディングスから社名変更して発足。2019年、出版物の製造・物流子会社を束ねる中間持株会社の株式会社KADOKAWA Future Publishingとなった。

2代目KADOKAWAは、2014年に設立された株式会社KADOKAWA・DWANGO(後のカドカワ)が2019年に初代・KADOKAWAの事業を継承およびカドカワから社名変更して発足。

株式会社ドワンゴ ICTサービス本部 本部長

2018年7月〜現在 ICTサービス本部 本部長
2017年10月〜2018年6月 サービス開発本部 副本部長、Data Service部 部長
2017年1月〜2017年9月 Dwango Cloud Service部部長

株式会社ドワンゴは、東京都中央区に本社を置くIT企業。動画コミュニティサービス「ニコニコ動画」や、eラーニングサービス「N予備校」などを運営。資本金1億円。売上高280億67百万円(2018年3月期)。

情報経営イノベーション専門職大学 専任教員(2020年4月就任予定)

2020年4月〜(予定)

2020年4月、東京都墨田区に開学予定。ICTでイノベーションを起こす人材を育成することを目的とした専門職大学。“ICTでまだ無い幸せをつくる”をテーマに、時代の変化をいち早く予見し、グローバル社会でビジネスにイノベーションを起こすべく、「ICT」「ビジネス」「英語」を3本柱とする。インターンシップやイノベーションプロジェクトを通じ、革新を創造する実践力を持つ専門職育成を目指す。

過去の職歴

カドカワ株式会社 グループCIO

2018年6月〜2019年6月

カドカワ株式会社は、2014年10月1日に設立された持株会社。2015年10月1日に、KADOKAWA・DWANGOより社名変更。2019年7月、初代・KADOKAWAの事業を承継し、KADOKAWA(2代目)に商号変更。

株式会社チームスピリット サービス開発チーム アドバイザー

2018年11月〜2019年5月

株式会社チームスピリットは、東京都中央区に本社を置く企業。企業の生産性と創造性を向上させる、働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を提供し、国内1300社以上に導入されている。

 

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(AWS) Professional Service 本部長

2015年11月〜2016年12月

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社は、Amazon.com, Inc.により提供されているクラウドコンピューティングサービス。代表的なサービスにAmazon Elastic Compute Cloud (EC2) とAmazon Simple Storage Service (S3) がある。全世界18以上の地域に提供され、クラウド分野のシェアは世界1位である。

日本マイクロソフト株式会社 モビリティ&クラウド技術部 部長


2013年12月〜2015年10月

日本マイクロソフト株式会社は、東京都港区に本社を置くコンピューターソフトウェアおよび関連製品の開発会社。資本金5億円。売上高6041億3600万円(2019年6月30日時点)。

楽天株式会社 プロダクトマネージャー


2012年12月〜2013年11月

楽天株式会社は、インターネットサービスを展開するIT企業。 資本金は2,059億24百万円。売上高は、連結で1兆1,014億80百万円、単体で4,319億4百万円(2018年12月期)。

創業時はECモールを中心とした事業体であったが、現在はオンライン株式販売やクレジットカード等の金利・手数料収入等のフィンテックセグメントもグループ営業利益の中で高い割合を占める。

ヴイエムウェア株式会社 シニアプロダクトマーケティングマネージャー

2005年9月〜2012年11月

VMware, Incは、アメリカに本拠を置くIT企業。1998年に設立。2004年1月、EMCコーポレーション (現:Dell EMC)傘下になり、2007年8月にニューヨーク証券取引所で株式公開。ITの仮想化市場において、世界トップシェアを誇る製品やサービスを開発・販売。ソフトウェアベンダー全体としても、世界第5位の売上高を誇る。

日本法人であるヴイエムウェア株式会社 (VMware K.K.) は、2003年に設立。

EMC(現:DELL/EMC) Solution R&D Manager

2001年12月〜2005年8月

Dell EMCは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ホプキントンに本社を置く世界最大のストレージ機器開発企業。情報管理ソフトウェアの開発にも注力する。 企業向け製品として、ディスクアレイ装置やストレージ管理ソフトウェアを製造。

コンパック・コンピュータ・コーポレーション システムエンジニア

1997年9月〜2001年11月

コンパック・コンピュータ・コーポレーションは、1982年に設立されたパーソナルコンピュータ企業。1980年代にIBMの権利を侵害せず、世界初のIBM PC互換機を低価格で製造した企業のひとつである。

INS Engineering(現・ドコモ・システムズ株式会社) コンサルタント

1994年4月〜1997年8月

ドコモ・システムズ株式会社は、NTTドコモグループの企業。主に、NTTドコモの基幹システム開発、dDREAMSなどのソリューション開発・販売を行う機能分担子会社。資本金113億8287万3615円。売上高448億円(2016年3月期)。

経歴 (学歴)

2012年 グロービス経営大学院大学 経営研究科専攻 卒業

実績

ドワンゴのインフラ改革を1年で実現

画像出展:カドカワ株式会社2018年3月期通期決算

株式会社ドワンゴにとって、長年の課題であったのがインフラ改革。

各務は組織改革を徹底的に行い、20億円のコストダウンを実現。赤字続きであったドワンゴのポータル事業を、一年という短期間で黒字化へと導いた。

(参考:カドカワ株式会社2018年3月期通期決算

情報経営イノベーション専門職大学(iU)の専任教員に就任

学校法人電子学園(東京都新宿区、理事長 多忠貴)が2020年4月に新設する情報経営イノベーション専門職大学(愛称:iU)は、全28名の専任教員に産業界で活躍し続けるプロフェッショナルや理論に精通した研究者が就任いたします。

(中略)

■情報経営イノベーション専門職大学 専任教員のご紹介(一部紹介、50音順・敬称略)
阿部川久広(アイティメディア株式会社 シニアヴァイスプレジデントグローバル戦略担当/グローバルビジネス戦略室長、翻訳学校フェローアカデミー 非常勤講師、作家、翻訳家)
江端浩人(株式会社スポーツニッポン新聞社 CDO 特任執行役員、エバーパーク合同会社 代表社員、江端浩人事務所 代表、事業構想大学院大学事業構想研究科事業構想専攻 教授)
各務茂雄(株式会社KADOKAWA Connected代表取締役社長、株式会社KADOKAWA執行役員、株式会社ドワンゴ ICTサービス本部本部長)

(2019年11月21日 PR TIMESより)

著書

各務 茂雄の代表的な著書を紹介します。

VMware徹底入門 第2版

翔泳社(2010/11/12)

システム仮想化の決定的解説書、待望の第2版登場! 本書は、仮想システム基盤を構築するソフトウェア「Vmware」の解説書です。(中略)

インストールから基本的な使い方を解説するほか、動作の仕組み、システム設計や管理の技法を詳しく解説します。本書は、ヴイエムウェア社のエンジニア自らが執筆した本格的解説書であり、Vmwareで仮想化システムを構築するためのバイブル的な1冊として活用していただけます。

各務 茂雄に関するニュース、インタビュー

各務 茂雄に関するニュースやインタビューを集めました。

DXは経営改革――。
DXの課題と解決の方向性、求められる組織開発とは? (1/6)


画像出典:note

KADOKAWAは、出版業界に先駆けてDXに取り組んでいることをご存知でしょうか?そしてKADOKAWAのグループ会社ドワンゴでは、年間50億円を費やしていたインフラコストを約20億円下げて、かつ、ニコニコ動画など映像サービスの高画質化を実現するというインフラ改革が行われました。この改革を率いたのが各務茂雄氏です。

(2021年1月20日  note より)

「リモートワーク手当」を支給する会社が、一生GAFAにはなれない理由

(2021年1月21日 DIAMOND online より)

20億円のコスト削減が1年前倒しで実現した訳

ドワンゴが運営しているニコニコ動画・生放送のインフラ改革が行われた。年間50億円を費やしていたインフラコストを約20億円下げて、かつ、高画質化を実現するという計画だった。3年で終わらせる予定であったが、実際には1年前倒しで終わった。この改革にドワンゴのインフラチームの部長として取り組んだ各務茂雄氏。デジタル技術とマネジメントの関係に精通している各務氏が『世界一わかりやすいDX入門 GAFAな働き方を普通の日本の会社でやってみた。』を上梓した。今、注目を集めているデジタルトランスフォーメーション(DX)について解説していく。

(2020年12月30日 東洋経済 online より)

「ロウソクの科学」を2営業日で重版したKADOKAWAにSlackあり


画像出典:ASCII

2019年11月13日、「Gartner IT Symposium/Xpo 2019」において、Slack エンタープライズプロダクト部門責任者であるイラン・フランク氏が講演。セッションの後半にはKADOKAWA Connectedの代表取締役社長 各務 茂雄氏が登壇し、KADOKAWAグループのデジタルトランスフォーメーションとSlackの導入について語った。

(2019年11月22日 ASCIIより)

アマゾン本部長が語る「クラウド」をビジネスで最大限いかす方法

各務氏: 私の経歴はこのようになっておりまして(モニター:経歴~大手外資ITベンダ、大手EC企業/R&D、プロデューサー、アーキテクト、シニアマネージャ/GMBA2010期)、先ほどの川上様と同じようにグロービスで学んでいました。2010年の卒業生で、現在はアマゾンウェブサービスという会社のクラウドコンサルティングのチームでリードをしております。

本日の皆さんへのTake Awayはこんな風に考えております(モニター:最新の情報共有/Dive Deep/皆様との出会い)。クラウドがらみのベーシックなものから、できる限り実際のIT部門や事業部門で起きている課題を共有しつつ、Q&Aを通じて大手のお客様はどんな所を悩まれているかDive Deepしたいと思います。

(2016年8月26日 GLOBIS知見録より)

各務 茂雄のソーシャルアカウント

Linkedin:https://www.linkedin.com/in/shigeo-kagami-56ab2a18/
Facebook:https://www.facebook.com/shigeo.kagami.3
Eight:https://8card.net/p/38102760122

RECOMMEND / おすすめ記事

FEATURED / 注目ボス

ページ上部へ戻る