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青木 高夫 / HONDAにて部長職、社長付などを歴任。大学院客員教授としてコーポレートガバナンスの講義を行う

この記事では青木 高夫(あおき たかお)に関する情報をまとめています。

青木 高夫の概要

ファナック株式会社総合事務サービス株式会社の顧問を務める。株主対応やコーポレートガバナンスに関するアドバイス、また、経営学やビジネス英語、プレゼンテーションなどにつき自ら社員の教育を行う。「ビジネスとアカデミックな世界をつなげる存在となる」ことを目標とし、専修大学大学院で教鞭を執りつつ研究に勤しむ。現在の研究テーマは、企業統治論(「日本企業に相応しいコーポレートガバナンスの構築」)。

2019年までは、本田技研工業株式会社に勤務。オーストラリア、ロンドンでの駐在勤務を経て、帰任後は渉外部長、総務部長、社長付を歴任。この間、本田航空株式会社 取締役を兼務した。海外ではオセアニア・中近東・北欧・、中欧諸国での販社開発を担当。本社では、渉外部長、総務部長として政官財界折衝、リスクマネジメント体制、株式戦略、コーポレートガバナンスの構築を行った後、社長付として、特に社外対応の参謀役を務めた。

企業外では、日本経団連の日本・ヴェトナム自由貿易協定タスクフォース座長、経済産業省の非上場戦略研究会委員、福島県喜多方市の応援大使、日本自動車工業会の総務部会長など、政財業界で委員を務めている。

著書に、コーポレートガバナンスをテーマにした株主指向か 公益指向か―日本型コーポレートガバナンスを求めて』(2020、晃洋書房)、ビジネスパーソンの生き方の指南書白洲次郎に学ぶビジネスの教科書』(2015、講談社)、産業政策論をやさしく解説したずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』  (2009、2015増補改定、ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『日本国憲法はどう生まれたか?』 (2013、ディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。ビジネス英語能力を活かし、欧米のビジネス書の翻訳書も出版している。

現在の勤務先と役職

ファナック株式会社 顧問

2019年〜現在

ファナック株式会社は、山梨県南都留郡に本社を置く電気機器メーカー。工場の自動化設備に特化したメーカーであり、工作機械用CNC装置や産業用ロボット、炭酸ガスレーザなどは、いずれも世界のトップシェアを誇る。時価総額ではわが国のベスト30に入る。

青木は、営業統括本部に在籍、主にコーポレートガバナンス、SR(株主・投資家対応)戦略)の構築に携わる。

総合事務サービス株式会社 顧問

2017年〜現在

総合事務サービス株式会社は、東京都港区に本社を置くアウトソーシング企業。本田技研工業株式会社ならびにHonda グループ各社などへの業務サポートの他、オンデマンドプリンティングから人材サービスなどを提供する。

青木は、主に従業員教育領域(経営学基礎、ビジネス英語)を担当

専修大学大学院 経済学研究科 客員教授

2012年〜現在

専修大学は、東京都千代田区に本部を置く私立大学。

青木は、大学院(経済研究学科)の客員教授・講師として、企業統治(コーポレートガバナンス)論、株主政策論、産業政策(ルールメイキング)論の講義を行う。現在の研究テーマは、コーポレートガバナンス。新著の「株主指向か 公益指向か―日本型コーポレートガバナンスを求めて」は、コーポレートガバナンスに関わる論文を書籍用に改編したもの。

過去の職歴

本田技研工業株式会社 総務部部長/コーポレートセクレタリー他


1980年〜2019年

本田技研工業株式会社は、東京都港区に本社を置く輸送機器および機械工業メーカー。オートバイ、自動車、航空機を主軸とし、二輪車は販売台数、売り上げ規模ともに世界一を誇る。

新規分野では、ASIMO(二足歩行ロボット)や各種ロボティクス機器の研究開発、HondaJet(小型ジェット機)などの生産開発などを行う。

本田技研工業株式会社における略歴

  • 1980年 入社
  • 1985年~1992年 Honda Australia Pty Ltd(オーストラリア・メルボルン駐在)
  • 1995年~2003年 Honda Motor Europe Lt(イギリス・ロンドン駐在)
  • 2007年~ 渉外部を設立、初代部長
  • 2011年〜2015年 総務部部長/本田航空株式会社 取締役
  • 2016年〜2019年 社長付

青木は、1985年からHonda Australia Pty LtdHonda Motor Europe Ltdでの海外勤務を経て、2007年に本社へ帰任。渉外部設置に伴い初代部長となる。諸外国との貿易協定(FTAなど)交渉に参画、財界(経団連)の企業事務局代表(座長)として政府と共に交渉の席に臨む。また、政府委員(経済産業省非市場戦略委員会)も務めた。

2011年、総務部部長に就任。震災対応を期にリスクマネジメント体制の再構築を主管、後に当該の体制を災害リスクから事業リスクを包括するものに拡大する。部品供給体制の見直し、保険政策の再構築、グローバル規模でのリスクの把握を推進した。

これまでの経験を買われ、2016年に新任社長の補佐役(社長付)となる。主に社外(政官財界)対応、コーポレートガバナンスに関するアドバイス、社長による発表資料の作成を行う。

経歴 (学歴)

1956年生まれ
青山学院大学卒

著書

青木 高夫の代表的な著書を紹介します。

「株主指向か 公益指向か―日本型コーポレートガバナンスを求めて」

晃洋書房 (2020/1/20)

「「社長」のリーダーシップは独裁につながらないだろうか。
その独裁を防ぐにはどんなシステムが必要なのか。
そしてそれは誰のためのシステムか。」

これまでの「会社は誰のものか」という内外の議論を整理し株式会社の構造,取締役会の構成といった具体的な提案とともに,日本企業にあったコーポレートガバナンスのあり方を展望する。
長年,海外の投資家と対話をつづけてきた著者の経験をふまえて書かれた企業経営の入門書としても役立つ一冊。

「白洲次郎に学ぶビジネスの教科書」

講談社 (2015/6/10)

「「プリンシプル」なくしては、もはやビジネスの世界でも生き残れない!」

グローバル化するビジネス現場。組織と交渉相手との間で、板挟みになったとき、周囲の批判を辛く感じたとき、いかにして自分を見失わずに生きていけるか。

占領下日本でGHQとタフな交渉をやり遂げた白洲は、現代ビジネスマンのメンターと言える存在。
国内外の自動車産業に関わるルール作りに参画し、世界のビジネスパーソンと広く交流する筆者の視点で「白洲的働き方・生き方」を指南する。

「ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」

ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009/12/20)

「なぜ、欧米人は平気でルールを変えるのでしょうか?
これからも日本人は理不尽をガマンしなければならないのでしょうか?」

著者は、こうした事態の背景には、「ルールに対する考え方の違い」があるといいます。
「ルール作り」から喧嘩がはじまるのが欧米流、それに対して、日本人は「ルールの守りすぎ」で「ルール作りには無関心」です。

こうした違いを乗り越えて、スポーツやビジネスで、あるいは、温室効果ガス削減目標といった国際政治の舞台で、日本人が世界と対等に闘うためには何が必要なのでしょうか。
これからの時代の日本人とルールのあり方を問う一冊です。

青木 高夫に関するニュース

青木 高夫に関するニュースを集めました。

株主指向か、公益指向か?
会社は誰のために存在するのか?を考える

画像出展:academyhills

第一回のテーマは「皆さんにとってのカイシャとは?」

「何かは誰かのもの」が資本主義の原理原則。
では会社は誰のものなのか?をテーマに皆さんと議論します。

【今後の講義予定】
第一回:2月19日(水)19:00-20:30 「皆さんにとってのカイシャとは?」
第二回:3月18日(水)19:00-20:30 「スーパーマンの渋沢栄一と株式会社」
第三回:4月15日(水)19:00-20:30 「上からマリコとコーポレートガバナンス」

青木さんならではの楽しいテーマ設定と分かりやすい解説で企業経営を基礎から学ぶチャンスです。

academyhillsより)

「アカデミーヒルズ 平河町ライブラリー」初のオープンイベント開催

画像:森ビル株式会社プレスリリース

マルチに活躍するビジネスマン青木高夫氏の“白洲次郎とJeep Way Letter”

11月30日(金)には、ホンダに勤務する傍ら、『最強交渉人が使っている一瞬で心を動かす技術』などのビジネス書を翻訳や自著の執筆を行う他、大学院では客員教授も務める青木高夫氏が、50代ビジネスパーソン向けに“白洲次郎とJeep Way Letter”というテーマで、GHQに向けて書かれた『Jeep Way Letter』を、英文解釈と歴史研究の両面から解説します。現在の憲法が制定される 現場と、白洲次郎の交渉術の真髄を垣間見るチャンスかも知れません。

(2012年10月10日 森ビル株式会社プレスリリースより)

青木 高夫のソーシャルアカウント

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