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多田 賢和 / 大手総合商社で新規事業立ち上げやベンチャー支援を経験。組織づくりと事業推進を得意とする社外CFO

画像出典:本人提供

この記事ではシェアボスのボス人材のひとりである多田 賢和(ただ よしかず)に関する情報をまとめています。

多田 賢和の概要

経歴概要

多田 賢和は、大手総合商社で事業部長を務める、スタートアップ支援、財務戦略・経営戦略のプロ。

1996年3月上智大学 後、日本HP、シリコンバレーのITベンチャーを経て、2007年サフォーク大学経営大学院にてMBA取得。

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーサービス株式会社にてシニアアナリストを務めた後、2012年ユニキャリア株式会社(現三菱ロジスネクスト株式会社)入社。本社経営戦略室として事業計画策定、計数管理、PMI、コスト削減等の業務に従事。三菱重工子会社ニチユ三菱、ユニキャリア 2 社の事業統合後の PMI業務では、産業革新機構持ち分の三菱重工への売却に関わる組織ストラクチャー、435 の拠点統廃合、売り方改革、体制の見直し等、国内営業の統合構想策定などに関与した。

2017年7月大手総合商社のヘルスケア系事業部のマネージャーとして入社し、海外投資先PMI業務や国内関係会社の収益力強化の実行支援全般に従事。食品流通系事業部を経て、2020年から流通事業本部戦略企画部に異動し、EC・物流事業の新規事業の立ち上げに取り組む。具体的には、子会社設立後、事業立上げから決算・経理体制、内部統制、評価制度など管理体制を一から構築するなど CFO 業務をハンズオンで支援。今までに体得した事業投資や PMI の知見を発揮し、同事業の継続的な成功のため支援を続けている。

強み・支援領域

強み

社外CFOとして、スタートアップの立ち上げ財務・経理、内部統制、総務、株主対応など、に管理部門の支援を得意とする。

大会社のマネジメントからベンチャー企業の作り込みまでの経験を有し、施策の企画・立案からメンバー選定・巻込みまでハンズオンでやり抜く実行力が強み。株主・経営・外部ステークホルダーの立場を尊重しながら、同じ理念・ビジョンを共有し、1つの目標に向わせて持続的に経営を良くしていく事が多田の持ち味である。

支援領域

  • 新規事業
  • ベンチャー、スタートアップ
  • 財務戦略、経営戦略企画

現在の勤務先と役職

大手総合商社 流通関連事業 部長

2017年7月〜現在

大手総合商社に入社後、ヘルスケア系事業部のマネージャーとして、海外投資先PMI業務や国内関係会社の収益力強化の実行支援全般に従事。投資後1年半以上が経過した海外案件のPMI実行のため、課題を顕在化し、業務プロセス分析・規程整備を通じて潜在リスクを明らかにした上で、主管部との連携を強化して積極的に対応し、業務を遂行。
その後、食料流通系事業部へ異動。海外案件のPMIや事業カーブアウト、ベンチャー案件の管理会計の整備などに取り組んだ。

2020年4月からは流通事業本部戦略企画部にて、米国中食事業の PMI、POS管理システムのベンチャーとのJV社の撤退支援等に従事。さらにEC・物流事業の新規事業の立上げから事業を軌道に乗せるため、現場にてハンズオンで経営管理体制を整備。小さな会社の作り込みから管理業務全般の立上げ(決算プロセス、人事制度構築、ワークフロー、会計システムの導入から社長の指南役)の役割を担った。また、株主、経営、現場の意識乖離の改善のため、組織の一体化を醸成し、継続的な成長が見込める体制作りに注力し、事業の前進に大きく貢献した。

その他実績

●国内外市場のIPO実行支援実績
・国内新興市場監査法人対応、証券会社対応、中期事業計画書の策定の支援。
 シンガポール市場、NASDAQ上場の手続き・市場調査等も担当。
・その他、決算プロセス、規程整備等内部管理体制構築。

●新規事業立上げ:
CFOとして管理基盤の構築に従事。CHROとして人事系は制度構築、人事採用、最適な人的配置等も采配。サービスイン間もない事業を株主、現場を如何に一体化させ、連携しながら1つの方向に持っていく為に支援した。

●経営改善案件:
経営層の中に入り、プロジェクトチームを立上げ、施策の取り纏め、進捗管理等、PJの推進役となる。これまでのやり方で事業を進められてきた会社で、初の試みが多い会社もある為、PJにバイインする為に、まず小さな成功体験を積み重ね、成果をあげていく施策を続け、意識をかけ行動につなげていった。最終的に一人立ちし、独立企業として自前でやっていける体制の構を目指している。

過去の職歴

ユニキャリア株式会社 M&A 推進室 兼 経営戦略室 部長

2012年11月~2016年12 月

ユニキャリア株式会社(現三菱ロジスネクスト株式会社)は、フォークリフト等輸送機器の販売を行っていた企業。

多田は、欧・中企業の30億円規模の企業買収を2社、本社・海外子会社の計数管理、戦略策定、中期経営計画及び各部門への戦略ガイドラインの策定に従事。最後の1年間はラインに入り、国内営業1,100名の企画部を兼務。更に、社長直轄ターンアラウンドのプロジェクト責任者も務め、ファンド(産業革新機構)のイグジット時には赤字会社から営業利益100億円強の実績に貢献した。

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーサービス株式会社

2007年 5月~2012年11 月

デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社(旧デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーサービス株式会社)は、世界四大会計事務所の一つである大手監査法人デロイトトーマツグループのアドバイザリーファーム。

多田は、コーポレートアドバイザリー部門シニアアナリストとして、 三洋電機の子会社 2 社の譲渡に関わる FAや、日本ユニシスの買収などのプロジェクトに取り組んだ。

学歴

1996年 上智大学 卒業
2007年 サフォーク大学経営大学院(MBA)卒業

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