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木下 充弘 / 物流大手「日新」にて中国現地法人社長を歴任したベテラン

この記事では、木下 充弘(きのした みつひろ)に関する情報をまとめています。

木下充弘の概要

木下充弘は総合物流企業 日新 にて上海駐在員事務所の副所長や、中国現地法人の物流総監職として経験を積み、2000年代以降は中国現地法人の社長や役員を歴任した物流と中国法人経営のプロフェッショナル。

39年に及ぶ中国物流業界での経験領域は、個人の引越荷物からホテル・工場設備、家電の部材輸入製品輸出、倉庫DC業務、サプライチェーン・マネジメント関連業務(海上、航空、陸送)まで幅広い。

国際物流を中心として、日中合弁会社3社で会社経営に携わり、収支管理・経営政策には強い。現在は中国国営企業の日本法人、 シノトランス・ジャパンに勤務。

2019年より、個人として中国ビジネスに関するコンサルティングや顧問を開始。

現在の勤務先 と役職

シノトランス・ジャパン

2019年4月1日〜現在

シノトランス・ジャパンは、中国国営のコングロマリット。

中国招商局集団の傘下となる中国外運股份有限公司の日本法人で、社員数は約40名、1985年に東京に設立され、海運代理店および総合物流を展開。

木下充弘は、現在同社にて「一帯一路」(中国の陸海シルクロード経済圏構想)に即した日本発中国経由ヨーロッパまで日中欧海陸一貫輸送の事業を推進している。

過去の職歴

株式会社日新(東証一部上場)

日新は、東証一部上場の総合物流会社。

木下は1980年に入社し、一環して中国物流ビジネスに関わる。

日中合弁会社の取締役副社長

2000年4月〜

上海高信国際貨運有限公司 (中国現地法人) の董事・総経理(社長)就任

2014年4月〜

中外運‐日新国際貨運有限公司 (中国現地法人) 、董事・総経理(社長)就任

2016年4月として北京本社に赴任、2017年12月に北京で定年を迎える。
2019年3月、日新退職。

経歴  (学歴・資格)

1957年生まれ
1976年〜1980年 京都外国語大学、外国語学部、中国語学科
1981年10月   通関士試験合格
1991年12月   国際複合輸送士資格取得

実績

中国現地法人の立て直し (社名非公開)

外資出資比率が僅か25%であったことから、1992年の創業以来中国国有企業体質が抜けきらず、経年と共に利益率が悪化し「どん底状態」となっていた、経営者として現地法人の立て直しのバトンを引き受けた。

木下は、月次収支・半期等の報告書を表面的な分析ではなく、事業・業務別の成長率を見極め選択と集中を行った。伸ばせると判断した業務は全力的に注力し、採算が悪い業務は大胆な削減を実施。

10数社の下請け業者の各社社長を招聘したトップ会談を設け、馴れ合いが常態化していた商流に対して毎年、料金とサービスで比較検討/三社購買する「入札・コンペ」を実行するなどした。

切り捨てた下請け会社より起訴され、裁判所に出向いたこともあったが、全社を上げて集中して改善した結果、2年間で経常利益を75%増加させた。

日本大手ソフトクリームメーカー ベストサプライヤー賞受賞

2015年7月、同社の設備機械を倉庫保管し、オーダーに応じコンビニなどへ配送・設置を実施。

ベトナム向けブロックトレインでのアライアンス

2017年11月中国の内陸、南昌駅よりベトナム向けのブロックトレイン(コンテナ専用列車)に自社コンテナ貨物を搭載。「鉄道輸送は航空便と比べ格安、第二の輸送手段として将来性を期待できる」として中国各メディア各社より取材を受けた。

(画像出典 :(来源:中国日报网2017-11-22 13:34:35)中国日報ネット・ニュース)


この記事の内容は、2019年6月22日時点での御本人からの提供情報に基づいて執筆しました。

written by SHARE-BOSS編集部

AUTHOR / 作者

naoto

カーマンライン株式会社 代表取締役。エンジニア出身の戦略コンサルとして、DeNA、トヨタコネクティッド、NEXCO東日本、パーソル、ランサーズ、akippaなどの事業戦略・事業開発に携わる。

2017年以前の実績としては、ガリバーインターナショナルにてNOREL事業責任者、GREEにてメディア事業部マネージャとして新規事業開発やターンアラウンドなどを行った。

https://shareboss.net/p/boss/naoto-okamura/

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