POPULAR / 人気の記事

増村 洋二 / 元CCCセキュリティ部長。LINE、楽天等でセキュリティ部門責任者歴任。サイバー犯罪の捜査協力も行う情報セキュリティのプロ。

この記事ではシェアボスのボス人材のひとりである増村洋二(ますむら ようじ)に関する情報をまとめています。

増村 洋二の概要

経歴概要

増村洋二は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の元セキュリティ統括部部長であり、楽天グループ株式会社の情報セキュリティ統括室 元室長、サイバー犯罪対策室 元室長。事業会社5社において、約20年間、セキュリティ部門の立ち上げや責任者を担ってきた、セキュリティ対策のプロ。

2005年5月よりLINE株式会社にて情報セキュリティ室 マネージャーを務め、情報セキュリティマネジメントや、セキュリティインシデントの対応に従事。さらに全社・全グループの情報セキュリティ体制の構築を牽引した。

2014年10月からは楽天グループ株式会社にて、サイバー犯罪対策室室長および情報セキュリティ統括室室長など要役を歴任。楽天グループ全体のセキュリティレベルの維持・向上に貢献した。

株式会社ジンズで内部監査室ITガバナンスグループ 統括リーダーを務めた後、2019年10月にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社のセキュリティ統括部部長に就任。グループ全体のセキュリティ戦略策定や情報セキュリティガバナンスを担当するとともに、情報セキュリティ教育やサイバーセキュリティ訓練も実施し、インシデントの予防にも取り組んだ。

2022年7月に独立し、株式会社セキュビットを設立。複数の事業会社の支援を行っている。

強み・支援領域

強み

セキュリティ業務全般の豊富な知見が最大の強み約20年にわたるセキュリティ関連の実務経験に加え、内部監査や買収企業のセキュリティデューデリジェンス、セキュリティレベル向上プロジェクトの立ち上げ等のセキュリティガバナンス業務はじめ技術的・人的なセキュリティ対策含めた総合的な経験を有する。また、公的機関、関係団体、専門企業、専門家等との強いパイプも持つ。

支援領域

  • セキュリティ戦略策定
  • セキュリティ対策計画作成、実行支援
  • セキュリティ規程、ガイドラインの作成/レビュー
  • セキュリティ教育、訓練プラン作成、実施/実施支援
  • セキュリティ認証取得/更新支援

現在の勤務先と役職

株式会社セキュビット 代表取締役

株式会社セキュビットは2022年7月に増村が設立、代表取締役を務める会社。

複数の事業会社に対して、セキュリティ戦略策定をはじめ、セキュリティ業務全般における様々な課題解決の為の支援を行っている。

過去の職歴

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 セキュリティ統括部 部長

2019年10月~2022年6月

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、プラットフォーム事業、データベースマーケティング事業、公共サービスや地域共生に関わる事業などを展開する会社。1985年設立、東京都渋谷区に本社を置く。

増村は、セキュリティ統括部の部長として、グループ全体のセキュリティ戦略の策定と実施、グループ全体の情報セキュリティガバナンスを担当。さらに、グループが提供する各種ITサービスやITインフラの技術的なセキュリティ支援を行い、情報セキュリティ教育、啓発、サイバーセキュリティ訓練などにも取り組んだ。

株式会社ジンズ 内部監査室 ITガバナンスグループ 統括リーダー

2018年2月~2019年9月

株式会社ジンズは、アイウエア及び服飾雑貨の企画、製造、販売及び輸出入を行う会社。2018年設立、東京都千代田区と群馬県前橋市川原町に本社を置く。

増村は、グループ全体のセキュリティ体制の維持・向上に従事。情報セキュリティ関連規程、情報セキュリティ関連ガイドラインの改訂規程に準じる為の整備や、ECサイト、機能性アイウェアサイト、オリジナルアイウェア制作サイト等公開サービスの保護レベル向上を牽引した。さらに、社内端末の保護レベル向上や、セキュリティインシデントの対応も行った。

楽天グループ株式会社 情報セキュリティ統括室 室長 兼 サイバー犯罪対策室 室長

2017年8月~2018年1月 情報セキュリティ統括室 副室長
2016年6月~2017年7月 情報セキュリティ統括室 室長 兼 サイバー犯罪対策室 室長
2015年6月~2016年5月 サイバー犯罪対策室 室長
2014年10月~2015年5月 サイバー犯罪対策室 リードセキュリティストラテジスト

楽天グループ株式会社は、国内外においてインターネット関連サービスを中心に、70以上のサービスを提供している会社。東京都世田谷区に本社を置く。

増村は、サイバー犯罪対策室室長や情報セキュリティ統括室室長を歴任。グループ全体のセキュリティガバナンスの進行および、CISOスキームの確立並びに各子会社へのCISOの設置を牽引。サイバー犯罪事案や情報セキュリティインシデントへの対応を行い、警察など司法機関との連携と犯人逮捕に向けた捜査協力なども行った。

LINE株式会社 情報セキュリティ室 マネージャー

2014年1月~2014年9月 政策企画室 渉外チーム 兼 CSR推進チーム
2005年5月~2013年12月 情報セキュリティ室 マネージャー

LINE株式会社は、コミュニケーションアプリ「LINE」を展開する会社。東京都新宿区四谷に本社を置く。

増村は、情報セキュリティ部門において、情報セキュリティマネジメント、セキュリティインシデント発生予防および発生対応に従事。また部下3名を統括し、全社・全グループの情報セキュリティ体制構築・維持向上に取り組んだ。

増村洋二に関するニュース、インタビュー

情報セキュリティマネジメントフォーラム2018冬

 

同じような境遇の企業の方が参加されているとすれば、何かしらのヒントにしていただければ光栄です。また、とある小売業の、私と同じような業務を担当する方とお話しした際「悩みは同じですね。共通していますね」とおっしゃっていました。同じ市場で競合している企業だけでなく、小売業、流通業に共通した悩みの1つなのだとすれば、他の業界の皆様とも悩みを共有できるといいですね。そして、共有した上で何か手立てをしないといけない、その部分でディスカッションできればと考えています。

(2018年11月21日 リバイバル・マネジメント・フォーラム事務所より)

フィッシング対策の国際会議に見るオンラインゲーム業界の情報セキュリティ

講演は主に増村洋二氏が中心に行ったため、ここ記載する内容は同氏の発表が中心となる。「オンラインゲーム不正行為とその対策」と題されたこの講演では、まずオンラインゲームコミュニティサイトとしてID総数2,500万を誇る「ハンゲーム」にもまた「残念ながら不正行為が後を絶たない」現状がある、という説明があった。その上で、一般的な不正な行為の動機は、RMTに起因するところが大きいのだという。RMT以外の動機は、自己顕示欲的なもの、嫌がらせ、他人のアイテムやアバターを単純に「欲しがる」というったものも十分考えられるという。

(2008年6月8日 TECH+より)

RECOMMEND / おすすめ記事

FEATURED / 注目ボス

ページ上部へ戻る