画像出典:note
この記事では石坂 昌也(いしざか まさや)に関する情報をまとめています。
目次
石坂 昌也の概要
石坂昌也は、合同会社デザインアンドマネージメント代表取締役。ブランドデザイナー、クリエイティブディレクターとして12年強、日本、インド、上海、北京、シンガポールなどアジアで活躍。テクノロジーを活用したクリエイティブ、グローバルやスタートアップを含むブランディングを強みとする。
桑沢デザイン研究所を卒業後、フリーランスとして、ポケモンのプロモーションや大手企業のWebサイトデザインなどに関わった。
2009年に入社した 株式会社ワントゥーテンでは、クリエイティブディレクター、プランナーとして、ユニクロ、陸上自衛隊、マクドナルド、資生堂など大手企業のプロジェクトやブランディングに従事。
2012年、ジェイ・ウォルター・トンプソン(JWT)上海オフィスに所属。
2013年、株式会社ワントゥーテンの上海拠点として、現地法人の制作会社1-10 HOLDINGS Shanghaiを設立。石坂は代表取締役を務め、設立からわずか半年後、2013年カンヌ国際広告賞のモバイル部門で金獅子賞を受賞した。
その後、DDBワールドワイドグループ、シンガポールオフィスに所属。この時期のクライアントは、世界的な大手企業であるマクドナルド、スターバックス。シンガポール建国記念日、インド総選挙など、様々な案件を経験。
2014年に帰国し、株式会社電通を経て、株式会社DeNAへ。DeNAでは、デザイン戦略室クリエイティブディレクターとして、「ロボットタクシー」をはじめ、AI事業のマーケティング、クリエイティブを統括。
2017年より、「現代ブランディング勉強会」主催。「意志ある人や事業に、真に効果のあるブランディングに触れる機会の創出し、生活、社会、国の前進に寄与する」をビジョンに、不定期で勉強会のイベントを開催。
2019年、合同会社デザインアンドマネージメントを設立。また、青山スタートアップアクセラレーションセンター(ASAC)、OIHシードアクセラレーションプログラム(OSAP)のメンターとしても活躍する。
現在の勤務先と役職
合同会社デザインアンドマネージメント 代表取締役
2019年〜現在
2019年に設立、石坂自らが代表取締役を務める会社。ブランドデザイン、事業構想、デザイン経営、UX/UIデザイン、プロダクトデザインなどを行う。石坂自身の海外経験を生かし、グローバル展開を見据えたブランディングを得意とする。
また、アジア展開を検討する企業や商品のマーケティング事業、高技能を持つインド人エンジニアを日本企業に派遣、紹介する人材コンサルティングサービス「WorldHR」なども展開している。
青山スタートアップアクセラレーションセンター(ASAC) メンター
創業予定者や創業間もないスタートアップ企業をアクセラレートすることにフォーカスした、インキュベーション施設。コワーキングスペース、イベントスペース、先輩起業家等のオフィス及び宿泊施設から構成。アクセラレーションプログラム受講者が事業の成長に集中できる環境を提供する。
OIHシードアクセラレーションプログラム(OSAP) メンター
大阪市と有限責任監査法人トーマツが運営する、シード期~スタートアップ期の事業者向けのアクセラレーションプログラム。うめきたグランフロント大阪に「大阪イノベーションハブ(OIH)」を設置し、グローバル展開をめざすベンチャー企業と投資家や大企業等が出会う場を提供する。
過去の職歴
株式会社DeNA デザイン戦略室クリエイティブディレクター
2015年〜2017年
東京都渋谷区に本社を置くインターネット関連企業。東証1部上場。資本金103億9,700万円。
石坂は、近年同社が力を入れている自動車事業におけるブランド・UX/UIデザインやクリエイティブディレクションを手がけ、2020年に実用化が目指される自動運転技術を活用した交通サービス「ロボットタクシー」や、現在すでにサービス提供が開始されているAIを活用したタクシー配車アプリ「MOV」などを担当した。
株式会社電通
2015年
東京都港区に本社を置く日本最大手の広告代理店。資本金746億981万円。
ジェイ・ウォルター・トンプソン上海 クリエイティブディレクター・プランナー
2012年〜2014年
1864年、世界初の広告代理店としてアメリカのニューヨークに設立された。本社世界第1位の広告会社グループに属し、90ヶ国以上の国に200以上のオフィスを持つ。日本オフィスは渋谷区、恵比寿ガーデンプレイス内に置かれている。
DDB Worldwide Communications Group Inc. シンガポールオフィス
2014年
アメリカ、ニューヨークに本社を置くオムニコムグループの傘下にある広告代理店。
株式会社ワン・トゥー・テン(1-10, Inc.)
2009年〜2014年
2009年、設立。京都府に本社を置き、東京都品川区の東京支社を置く。資本金243百万円。広告クリエイティブ事業だけでなく、空間演出・エンターテイメント事業、ロボット・AI事業、IoT・商品プロトタイプ事業などを展開。
シンガポール、上海にもグループ会社として拠点を持つ。上海のグループ会社である制作会社1-10 HOLDINGS Shanghaiは、石坂を代表取締役として2013年に設立された。
経歴
2007年 桑沢デザイン研究所 卒業
実績
「Missing Children」、2013年カンヌ国際広告賞モバイル部門で金獅子賞、モバイル部門では中国初の受賞
出典:1→10 Works
石坂は、1-10 HOLDINGS Shanghaiの設立から半年後、
非営利団体 BABY COME HOMEと協力し、中国の社会問題である幼児誘拐を啓蒙、解決するためのAndroidアプリ「Missing Children」を開発。石坂は、クリエイティブディレクター / プロジェクトマネージャーを務めた。
画像出典:greenz
アプリのPR施策として、中国各地の公共スペースに、子どものところが空いた家族の彫像を展示。その彫像をアプリから撮影すると、AR技術を活用し、失踪児の写真とプロフィール、音声などを表示。また別機能として、ストリートチルドレンなどを撮影すると、その顔がオンライン上の失踪児のデータベースと照合され、判定することが可能になる仕組み。このPRは、多くのメディアで取り上げられた。
「Missing Children」は、リリースからわずか1週間で2万ダウンロードを達成。そして、2組の親と子どもの再会を成功させるという好スタートとなった。(参考:greenz)
2013年のカンヌ国際広告賞モバイル部門では、金獅子賞とふたつの銀獅子賞、入賞を獲得。また、中国で初めてのモバイル部門での金獅子賞となった。
石坂 昌也に関するニュース、インタビュー
石坂 昌也に関するニュースやインタビューを集めました。
年間約2万人の行方不明になった子どもたちを救え!撮るだけでボランティアになる「Missing Children APP」
(画像出典:greenz)
「Baby Back Home」が活用したのが、モバイル端末のカメラを使った顔認証技術です。カメラで写した顔と団体がもつ行方不明者のデータベースと照合できるアプリ「Missing Children APP」を開発。街をひとりで歩いていたり、働かされている子どもたちの写真を撮るだけで、行方不明に鳴った子どもたちを探すボランティアに参加できるようにしたのです。
同時に、アプリを知らせるためのPR施策も実施しました。主要な街の公共スペースに、子どものところがぽっかり空いた家族の彫像を展示。AR技術を活用し、彫像を撮影すると、行方不明になった子どもたちの写真とプロフィール、そして音声などが現れ、アプリのダウンロードを促すしくみになっていました。(2014年4月16日 greenz)
2020年、ロボットタクシーは街を走るのか。心理障壁を超え人を動かすブランディングの役割
(画像出典:DeNA DESIGN BLOG)
石坂さん: 毎週新しいデザインのディスカッションやプレゼンテーションをするなかで見えてきたのですが、結局わたしたちが提供するのは「完全無人」「運転席に誰も乗っていない」「ドアが自動的に開いて人が乗れる」自動運転技術を活用したサービスです。このサービスそのものを活かして何かできないかと考え直した結果、無機質な印象のあるサービス本体からアイコニックな一面を探りだし、ユーザーが一番触れる「車の扉」をサービスの象徴にしようというコンセプトを作りました。(2016年9月13日 DeNA DESIGN BLOG)
石坂 昌也のソーシャルアカウント
Facebook:https://www.facebook.com/masaya0
Twitter:https://twitter.com/msy_i
Linkedin:https://www.linkedin.com/in/masaya-i-72864b31/
note:https://note.mu/masaya_ishizaka