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この記事では小島 英揮(おじま ひでき)に関する情報をまとめています。
現在多忙のため、新規の案件対応は難しいとのことです。2019/08
目次
小島 英揮の概要
小島 英揮は、合同会社Still Day Oneの最高経営責任者。
同時に、株式会社ABEJAのマーケティングディレクターをはじめ、ストライプジャパン株式会社のテクノロジー・エバンジェリスト、株式会社ヌーラボの執行取締役、CircleCIのコミュニティアドバイザー、Auth0のマーケティングアドバイザー、イベントレジスト株式会社のアドバイザー等を務める他、サブスクリプションビジネスを推進する企業の支援も複数行っている。
明治大学卒業後、株式会社PFUやアクセリオ ジャパン株式会社、アドビシステムズ株式会社を経て、2009年に日本での採用第一号としてアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(AWS)に入社。アドビ時代に経験した「Sell through the Community」形式でのコミュニティ運営ノウハウをもとに、ユーザーコミュニティ「JAWS-UG」の企画・設計、立ち上げに携わる。JAWS-UGは現在、クラウドコミュニティとして日本最大の規模を誇り、小島はこの実績からコミュニティマーケティングの伝道師として知られることになる。
また、AWS在籍時に AWS Summit Tokyo を、米国、アジア、ヨーロッパ各国でも行われるAWS Summitの中で最大規模にまで成長させ、日本市場でのビジネスを米国に次ぐ第2位の規模に押し上げた実績を持つ。フィールドマーケティングからイベントマーケティング、パートナー施策、リードマネジメント、コミュニティマネジメントまで、オールラウンドに行える数少ないオールラウンドマーケターである。
AWS退社後の2016年、コミュニティマーケティングへのニーズの高まりを受け、「 CMC(Community Marketing Community)_Meetup」の名称でコミュニティを立ち上げる。これを機に、国内外の企業のマーケティングをパラレルに支援するパラレルマーケター/エバンジェリストとして活躍する。
25年以上もの間、IT業界のB2Bマーケティングに携わったスキルを活かし、パラレルキャリアを実践している。
現在の勤務先と役職
Still Day One合同会社 代表社員
2017年6月〜現在
小島 英揮がCEOを務める企業。マーケティングやエバンジェリストとしてのサービスを提供する。
Auth0 マーケティングアドバイザー
2019年3月〜現在
Auth0は、ワシントン州に本社を置くIT企業。2013年にMicrosoft社に在籍していたメンバーを中心に創業し、Webアプリやモバイル、APIに対する認証、許可のサービスをクラウドで提供する。
CircleCI合同会社 コミュニティアドバイザー
2018年11月〜現在
CircleCIは、サンフランシスコに本社を置くソフトウェア会社。Saas型のCI/CDサービスを提供する。
株式会社ABEJA マーケティングディレクター
2017年7月〜現在
株式会社ABEJAは、東京都港区に本社を置くAIベンチャー企業。製造業、インフラ業、物流業や小売業までAIを用いた多様なソリューションを展開。
蓄積されたビックデータから、人間の手を介さずにデータを適切に表現する特徴を自動的に見つけ出す「特徴量抽出」の自動化を行う「ディープラーニング」を活用し、ビジネスの効率化・自動化を促進する。2012年の創業時より国内のAI関連を専門とする大学教員陣と連携し、ディープラーニング技術などの研究、開発を行っている。
小島 英揮は、マーケティングディレクターとしてマーケティング戦略の策定と実行を統率する。
株式会社ヌーラボ 社外取締役
2017年3月〜現在
株式会社ヌーラボは福岡に本社を置くIT企業。世界に6つの拠点を置き、職場で使用されるコラボレーションツールを提供する。
ストライプジャパン株式会社 エバンジェリスト
2017年2月〜現在
ストライプジャパン株式会社はサンフランシスコに本社を置くIT企業。オンライン決済に使用されるプラットホームを提供する。
イベントレジスト株式会社 コミュニティアドバイザー
2017年〜現在
イベントレジスト株式会社は、2011年3月に設立したIT企業。東京都渋谷区に本社を置く。オンラインのイベントプラットフォーム「EventRegist」を運営。
過去の職歴
InstaVR株式会社 CMO
2017年1月〜2017年12月
InstaVR株式会社は、東京都港区に本社を置くソフトウェア会社。日本発のVRプラットホーム「InstaVR」は、世界5万社以上に導入されている。
小島 英揮は、マーケティング責任者としてVRツールのスタートアップに携わる。
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(AWS) マーケティング本部長
2009年12月〜2016年9月
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社は、Amazon.com, Inc.により提供されているクラウドコンピューティングサービス。代表的なサービスにAmazon Elastic Compute Cloud (EC2) とAmazon Simple Storage Service (S3) がある。全世界18以上の地域に提供され、クラウド分野のシェアは世界1位である。
小島 英揮は、マーケティング本部長として日本のマーケティングを統括。日本最大のクラウドユーザーコミュニティ「JAWS-UG」の設計、立ち上げに携わる。
アドビ システムズ株式会社 エンタープライズ&デベロッパー マーケティング部 部長
2002年4月〜2009年9月
アドビシステムズ株式会社は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州に本社を置くコンピューター・ソフトウェア会社。Acrobat PDFやIllustrator、Photoshopなどのアプリケーションソフトウェアは世界で高いシェアを誇る。
小島 英揮は、マーケティングを担当。リッチインターネットアプリケーション(RIA)やPDFの需要拡大のためにセミナーやイベントを企画し、パネリストや話し手として参加する。在職時にコミュニティ「Flex User Group(FxUG)」を立ち上げる。
アクセリオ ジャパン株式会社 マーケティングマネージャー
1999年11月〜2002年4月
アクセリオ ジャパン株式会社は、カナダに本社を置いていたソフトウェア会社。2002年に米Adobe Systems社に買収される。
小島 英揮は、マーケティングを担当。e-application団体の委員長として、エバンジェリスト活動を行う。また、旧社名ジェットフォームからアクセリオへの商標変更時のプロジェクトリーダーも担当した。
株式会社PFU
1991年4月〜1999年10月
株式会社PFUは、石川県かほく市に本社を置く日本のコンピューターメーカーであり、富士通の完全子会社。イメージスキャナの生産において、世界トップシェアを誇る。
小島 英揮は、Unix製品のマーケティングや富士通グループとの提携によるLinuxサービスの立ち上げなどに携わる。
経歴 (学歴)
1969年 高知県生まれ
1991年 明治大学商学部卒業
実績
日本最大のクラウドコミュニティ「JAWS-UG」の創設
出典 : ASCII.jp
JAWS-UGは、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社(AWS)が提供する、クラウドコンピューティングを利用する人々を対象とした非営利目的のコニュニティ。ボランティアによる勉強会の開催や交流イベントなどを開催することで、個人ではできない学びや交流の機会を与え、成長および発見を共有し合うことを目的とする。日本全国に「支部」の形で70におよぶグループを持ち、それぞれのテーマに基づいて活動を行なっている。
小島 英揮は、2009年12月にJAWS-UGを立ち上げ、コミュニティ作りに奔走する。2010年に東京、大阪、福岡でキックオフイベントを開催して支部性の原型を固め、2011年3月に東京リージョンを開設。全国組織としての活動を本格的にスタートさせる。
創設当初はAWSがコントロールしていたのを、JAWS-UGのコミュニティ側でイベント開場やネットワークの準備、コンテンツの作成などを独立して行うように促し、「コミュニティが自走する仕組み」を作ることでレベルの底上げを行った。
著書
「ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング」2019年3月
https://www.amazon.co.jp/dp/453405677X/
小島 英揮に関するインタビュー
小島 英揮に関するインタビューを集めました。
一人のフォロワーが、 一人のバカをリーダーに変える
パラレルマーケター小島氏が語る、 熱狂するコミュニティの真理
画像出典 : logme
2019年7月3日に行われたセミナー、「コミュニティマーケティング最前線 トップランナーが語る実例と成功の法則」のログです。
■小島 英揮が指摘するコミュニティの要諦
- 大企業に勤めながら自社や自分たちの業界、競合だけ見ていると視野が狭くなる。新規事業のような「新結合」をやろうとするなら、外界との接点としてのコミュニティの重要性が増してくる。
- コミュニティは、歴史的には地域に根ざしたものが多かったが、最近は共通の価値観や興味による集団を指すようになってきた。物事を動かすコミュニティをつくりたいのであれば、関心軸が有効。それが帰属意識を生んで自発的な行動につながるメカニズムがある。
- リーダー選びがコミュニティのその後の活動を決める。選ぶためには、まずは「この場はどんな場所ですよ」という関心軸が設定されている必要がある。インフルエンス力より、熱量の高さが大事。
- 「Sell through the Community」。コミュニティに向けて売るのではなく、コミュニティを通じて売る。コミュニティを通じた売上より、コミュニティを通じた広がりを考える。
以下、詳細は本文「一人のフォロワーが、一人のバカをリーダーに変える。パラレルマーケター小島氏が語る、熱狂するコミュニティの真理 (logme)」を参照。
情報を「自分ゴト」として受け取った時、行動変容は起こる
出典 : にっぽんのマーケター
■ 態度変容を促すコミュニティマーケティングのメカニクス
- マーケティングにおけるコミュニティとは、企業や商品、ブランドを利用する消費者同士の結びつきであり、『どんどん新しい人を巻き込み、コンテンツを生み出す仕組み』を指す。
- 『リーチするための技術』であるマスマーケティングは限界がきている。つまり、ターゲットに広くリーチすることはできるけれど、興味を引くコンテンツを生み出す仕組みではない。
- 『知っていること』と『自分ゴトにすること』の間には明確な開きがあり、マスマーケティングではリーチ後の行動変容を生み出すことは非常に難しい。これを『アウェアネス(=認知)』と『デマンド(=需要)』の違いという。
- コミュニティマーケティングは、既存のマスマーケティングの逆を行くもの。つまり情報を『自分に関係すること=自分ゴト』として受け取ってもらうことで行動変容を促す。
- 従来のマーケティングは、リーチの仕方は教えてくれても自分ゴトにさせるテクニックは教えてくれない。そんなミッシングピースをはっきりと埋めてくれたのが、コミュニティマーケティング。
以下、詳細は本文「情報「自分ゴト」として受け取った時、行動変容は起こる (にっぽんのマーケター)」を参照。
パラレルマーケター 小島氏「選ばれるためのwho,what,how」
出典 : ニシタイ!
他の記事とは異なり、マーケティングのノウハウやテクニックではなく、小島 英揮 の価値観が垣間見える内容になっている。
■十字架となった2つのプロジェクト
大型のコンピュータを作ってきたPFUが急にこれを作っても、絶対に売れない、と僕は思いました。(中略) でも蓋を開けてみれば、僕が絶対に売れないと思った2つの製品は大ベストセラーとなり、今のPFUを代表する製品になっています。これも大きな失敗ですよね。「バイアスをかけて物事を見てはいけない」ということを痛感しました。
■「うん」と言ってもらうための技術
ミーティングに出てもらって「うん」と言ってもらうための準備をしていると、“誰に・何を・どう伝えるか”が決まるんですよね。これはマーケティングそのもの。英語は単語数を少なく話す言語ですから、本質的なところをシンプルに表現する練習ができたのは、よかったと思います。今でもそれはやっていますよ。(中略)
大学やPFU在籍時から、同期でキャンプやBBQに行くといった仲間うちの集まりを企画して幹事になることはすごく多かったです。自分がやりたいことを先に決めて、誰を呼びたいかを決めて、その人が興味を持ちそうなアプローチを考えて。誰もが来るようなイベントはやらないんですよ。誰に来てもらったら面白くなるのかというイメージがあるので、その人だけに響けばいい。それが相手に「うん」と言ってもらうための予行演習にはなっていたのかもしれませんね。
■キャリアとポジショニング戦略
濱口 : 一般的に考えると、面白くなさそうでも安定を求めて、給与をたくさんくれる会社に行くと思いますけど、そうじゃないところがすごいですよね。
小島 : 僕はアドビでもAWSでもやっていたことはそんなに変わらないのに、IT業界全体で知られるようになったのは、AWSに入ってからなんです。それはアドビとAWSで携わっていたのマーケットの違い。成長マーケットにいたほうが、ヒットしやすいじゃないですか。#クラウド・#AI・#コミュニティマーケティングと検索キーが増えたからこそ、見つけられやすくなっているんですよね。
なぜそんなことをしているかと言うと、僕が70歳まで年金支給が始まらないと考えているからです。これ、本当。もし会社を辞めようと思ったときに、あと5年で年金がもらえるという状況だったら、濱口さんがおっしゃった逃げ切り路線をとった可能性は十分ありますよ。でも現実はあと20年やらなきゃいけないんですよ。20年も第一線で若い子とやりあって勝つためには、エッジなところでやらないと。
以下、詳細は本文「パラレルマーケター 小島氏「選ばれるためのwho,what,how」 (ニシタイ!)」を参照。
「シングルロール」のマーケターに明日はない
出典 : News Picks
AIスタートアップABEJA代表取締役社長の岡田陽介氏を始めとするメンバーたちとの対談形式で、ゼロから市場を作るフェーズにおける同社マーケティングチームの取り組みを振り返る。小島氏は、細分化・特化された領域に閉じこもり数値に偏重しがちな近年のデジタルマーケティングに警鐘を鳴らしつつ、これからのマーケターのあるべき姿を語った。
最近のマーケティングの傾向としては数値に偏重し、スペシャリストによる分業化が進んでいる。
あるべき姿からどんどん遠ざかっているように思います。山登りに例えると、高度計で表示される数値は判断の助けにはなりますが、この数字だけ見ていても、安全に早く登ることはできません。精度の高い新製品の高度計を買ってきても、高度計だけ見て地図やメンバーの体調、天候の変化等を総合的に見ていなければ、頂上に早く着かないばかりか、遭難する可能性もあります。(中略)
これからは、「どの山に登るか」を自分で決められるマーケターが必要とされます。というのも、いつ市場のルールがひっくり返るかわからなくなっているからです。状況を冷静に見て、どの山に登るべきなのか、あるいは登らないほうがいいのか判断できる力、会社のリソースとマーケットをつなぐことができる能力が求められる。
デジタルで登るのが得意な人、コミュニティを経由して登るのが得意な人、あるいはアーリーアダプターの山を登るのが得意な人といったように、得意不得意はあるとは思いますが、いろんな登り方ができるようになっておきたいですね。「How」から入ると、その手法の枠内でしか考えられなくなってしまう。閉じこもっていてはいけないと思います。
以下、詳細は「「シングルロールのマーケターに明日はない (News Picks))」を参照。
社会人2年目が小島さんに13時間密着してわかった、選ばれ続ける理由
出典 : ニシタイ
ビジネスの最前線で働くマーケターの日常を記録した貴重な記事。昼食はカロリーメイト、移動時間は車内でオンラインミーティング、など時間を最大化しながら情報のインプットとアウトプットを繰り返していいく様がリアルに描かれている。
13時間密着し、また関わっている方々へのインタビューの中で感じた小島さんが選ばれ続ける理由、それは「圧倒的な行動量」と「伝えることへのこだわり」である。(中略)
相手に理解してもらうために「どのような相手に」「何を」「どう伝えるか」を徹底して考えているということ。
打ち合わせの場面では受け手の反応を想像し、普段の会話の中では常に自分自身の言葉で言いかえ、相手と自身の理解を促すことを常に意識しながら話す。これは特別なことではないが、どこか相手が理解してくれるという期待をもって接してしまうと、相手の本当の理解につなげることは難しい。
以下、詳細は「社会人2年目が小島さんに13時間密着してわかった、選ばれ続ける理由 (ニシタイ)」を参照。
旅人から複業家、そしてコミュニティマーケティングの伝道師へ
画像出典 : ASCII.jp
元AWSの小島英揮さんがパラレルキャリアへの道をばく進している。昼間はInstaVR、Stripe、Rider’s Garage、EventRegist、Moongiftの5枚の名刺を持ち歩き、夜はコミュニティマーケティングのノウハウを「言語化」するCMC_Meetupを主催する小島さんに、AWS退社後の動きやパラレルキャリアという新しい働き方、コミュニティマーケティングについて聞いた。
(2017年03月10日 ASCII.jpより)
場づくりのプロ「コミュニティマネジャー」、求められる資質と思考のフレームワーク
画像出典:Make Leaps
IT企業を中心に「コミュニティマネジャー」という新しい職種を聞く機会が増えました。主に顧客とパートナーが集う場をつくり、交流を促し、企業のマーケティング活動を促進する役割。「場づくりのプロフェッショナル」とも言われる彼らに今、注目が集まっています。
なぜ、今ビジネスにおいて「場」が重要で、どうすれば理想的な場をつくることができるのか。「場づくりの秘訣」をテーマに小島さんにお話を伺いました。(2019年02月06日 ”未来を変える”プロジェクトより)
小島 英揮のソーシャルアカウント
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個人ブログ: http://stilldayone.hatenablog.jp/