この記事ではシェアボスのボス人材である、小栗 伸(おぐり しん)に関する情報をまとめています。
目次
小栗 伸の概要
経歴概要
株式会社NTTドコモでは新規事業プロデューサー、株式会社Visionary EngineではCEOとして活躍。
NTTドコモにて12のAIプロジェクトを製品化・事業化した経験から、新規事業の立ち上げや事業創出の仕組み化を得意とする。世界で最も権威あるIFデザインアワードGoldをはじめ、グッドデザイン賞・日本財団ソーシャルイノベーションアワードなど、国内外のアワード18件受賞。経済産業省主催「始動Next Innovator 2021」採択。
2001年株式会社NTTドコモに入社し、技術者としてキャリアをスタート。
2009年より音声認識を活用したサービスの創出・開発をリードし、国内初の音声対話サービス「しゃべってコンシェル」などのサービスを製品化。「しゃべってコンシェル」は1000万人以上(当時)のユーザーを獲得した。
2012年からは、機械翻訳プロジェクトの指揮をとり、ドコモの翻訳サービスの礎となる翻訳基盤を構築。はなして翻訳、てがき翻訳などのサービスを製品化した。
2018年より、顧客の課題検証、解決、事業化を進めるドコモのソリューション協創プロジェクト「トップガン」体制の構築、および協創事業の創出に従事し、2020年からはAI電話サービス事業を立ち上げて、事業・営業戦略、プロモーション、技術開発などを担当。現在は、新規事業立ち上げノウハウの体系化、新規事業立上げチーム育成にも携わる。
2021年、事業創出伴走支援を行うVisionary Engineを設立しCEOに就任。15社以上の事業立ち上げを支援している。
12のAIプロジェクト
- しゃべってコンシェル:国内初の音声対話サービス
- しゃべって検索:音声による検索サービス
- 音声認識キーボード:ドコモ端末の標準キーボード
- てがき翻訳:手書きによるミュニケーションに特化した翻訳サービス
- メール翻訳:メールに特化した翻訳サービス
- Menu Translation AR:訪日外国人向け料理メニューの翻訳サービス
- AI電話:電話業務の自動化
- みまもり電話:高齢者に架電し、会話を通して体調や安否を確認するサービス
- おしゃべり案内板:多言語に対応した音声対話案内
- おくだけレセプション:音声対話によるオフィス受付
- 日本語教育:外国人向け日本語会話トレーニング
- 英語教育:英会話トレーニング学習支援
シェアボスでの支援内容
- 新規事業立ち上げ・・・コンセプト立案からビジネスモデルの構築、事業計画の策定、市場/社会的トレンドを意識したコンセプト立案からビジネスモデルの構築、事業計画の策定、要件定義、開発、PM(アジャイル・ウォーターフォールどちらも可)、技術の目利き
- 新規事業創出の仕組み化・・・事業創出スキームの構築支援、事業案のメンタリング、メンバーの採用・育成
- アワードを活用したプロモーション戦略・・・アワード選定、プロモーション価値最大化、審査基準にそった価値の言語化、磨きこみ
現在の勤務先と役職
株式会社Visionary Engine CEO
2021年11月~現在
株式会社Visionary Engineは、2021年11月に小栗が設立しCEOを務める会社。所在地は東京都港区。
同社は、事業会社で事業を推進している現役のプロフェッショナルと、独立し活躍するスペシャリストの少数精鋭チームで、事業創出伴走支援を行っている。
また、アワードを活用したプロモーション戦略から価値の言語化、磨きこみを支援する「Award Booster(アワードブースター)」を展開。すでに15社以上(2023年3月現在)の事業立ち上げ支援・プロモーション支援の実績を有する。
株式会社NTTドコモ
2001年4月~ 現在
入社後、音声認識/機械翻訳/自然言語処理の技術開発と製品企画・新規事業開発に従事。国内初の音声対話サービス「しゃべってコンシェル」をはじめとした、12のAIプロジェクトを製品化・事業化。サービスの創出から、製品開発、事業化までの業務に携わる。プロデューサーとして、IFデザインアワードGold・グッドデザインBest100・日本財団ソーシャルイノベーションアワードなど、国内外のアワード18件受賞。
2018年より、顧客の課題検証、解決、事業化を進めるドコモのソリューション協創プロジェクト「トップガン」体制の構築、および協創事業の創出に従事。現在は、新規事業立ち上げノウハウの体系化、新規事業立ち上げのチーム育成にも携わる。
小栗 伸に関するニュース、インタビュー
ChatGPTを活用した新規事業の作り方と活用事例
リリースから2ヶ月で利用者1億人を突破したChatGPT。Googleを凌駕する勢いと話題になっていますが、そもそもchatGPTとは一体どんなものなのか?新規事業にどう活用すればよいのか? 危険性はないのか?「NTTドコモ」にて、12のAIプロジェクトを立ち上げた新規事業開発のプロである小栗伸氏をお迎えし、当社AIデータサイエンティストの山﨑と共に、ChatGPTの機能説明とマーケティング戦略における活用術についてお話します。
(2023年3月15日Surumiより)
日本のWeb3をオールジャパンで作り上げていくために
昨今、ブロックチェーン技術を用いた新しいWeb・ITの在り方として、メタバース、NFT、 DAO、暗号資産等といった、いわゆるWeb3への取り組みが日本全体として求められています。Web3とは、新しいWebの形であり、IT・金融業界のみならず、アート、スポーツをはじめとした、日本のプロフェッショナルの方々にて取り組んでいくことが、日本が国際的プレゼンスを発揮していくためには必要不可欠です。
そこで、このたび、XPと株式会社PROTOCOLにて、各界のプロフェッショナルの皆様をお呼びした講演セミナーを共同開催いたしました。
(2022年9月5日X-border Partnersより)
アマゾンコネクトと音声AIを活用!次世代コールセンター自動応答サービスの最適解とは?
近年、コールセンターの人手不足解決やオペレーターの業務支援にAIチャットボットや、音声認識AIを活用する企業が増えてきています。そこからさらに一歩進み、「AI自動応答サービス」が登場し、顧客の満足度向上や応対品質向上に向けて活用され始めました。今回は、アマゾンコネクト×音声AIにフォーカスし、NTTドコモとパートナー企業2社より次世代コールセンターの最適解についてご紹介します。
(2022年9月29日 AI smileyより)
NTTドコモのAI 日本語教材開発をアルクがバックアップ
今やAIはわれわれの生活のさまざまな分野で活用されています。そしてその波は語学教育そして日本語教育にも押し寄せています。現在、アルクが協力し、NTTドコモが開発を行っているAI 日本語教材について、プロデューサーの小栗伸さん(NTTドコモソリューションサービス部主査)に話を聞きました。
(2019年12月5日 日本語ジャーナルより)
訪日客にイラストを交えて対応 ドコモの「てがき翻訳」
「てがき翻訳」は、スマートフォンなどの画面上にフリーハンドで書いた言葉を翻訳する、ドコモのサービスだ。今年、訪日客のさらなる増加が見込まれるなか、同サービスはいま羽田空港国際線ターミナルでの導入に向けた実証実験を行っている。アプリの開発背景と導入するメリットについて、ドコモの小栗伸氏と、東京国際空港ターミナル 旅客サービス部の染井彩美氏に聞いた。
(2017年3月号 販促会議より)
受賞歴
- IFデザインアワードGold(2023/2021)
- グッドデザイン賞(2022/2020/2018/2016/2014)
- 日本財団ソーシャルイノベーションアワード(2019)
- MCPCアワード(2020/2019/2018)
- ASPICアワード(2022/2020)
- コンタクトセンターアワード(2022)
- デジタルサイネージアワード(2019)
Great design should have a big social impact, and the phone-based Cognitive Test Service developed by NTT DOCOMO certainly does. Users make a short call to a central hotline, where a dementia test is performed, allowing people to take action where necessary.
(2023年4月 IFデザインアワードより)