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この記事では松永 広明(まつなが ひろあき)に関する情報をまとめています。
目次
松永 広明の概要
経歴概要
松永 広明は、日本アイ・ビー・エムやアフラック生命保険株式会社などで、アジャイルチームのトレーニ
1990年3月名古屋大学原子核工学科卒業後、ソニー株式会社などで25年以上に渡ってプログラマー、テスター、設計者(SE)、品質保証、プロジェクトマネージャーなどを歴任、ソフトウェア開発におけるワークフローの全てを習熟する。
2015年以降アジャイル開発に特化し、株式会社豆蔵や日本アイ・ビー・エムで、アジャイルコーチとして、開発現場にて数多くのアジャイル開発チームの立ち上げ支援や、スクラムマスター・プロダクトオーナーの育成などに従事。アジャイル開発を活用したビジネスモデルへの転換や、自己組織化を促進する組織体制、制度の立案・導入・運用を通じ企業の変革を支援した。
2019年に入社したアフラック生命保険株式会社では、同社初、かつ唯一のアジャイルコーチとして15チームの立ち上げに関与。約15ヶ月でのべ1000名以上に知識の移管を行った。
2020年からMSD株式会社でスクラムマスターとして、デジタルマーケティングチームのアジャイル化を進める傍ら、業界を問わず各企業へのアジャイル開発導入を支援した。アジャイル開発トレーニングの講師も担当。
2022年2月独立。LSA CONSULTiNGを開業し、アジャイル開発に関するコーチングや組織支援コンサルティングを行っている。
強み・支援領域
強み
アジャイル開発に精通し、かつ、相手の深い理解を促すプレゼンテーションスキルを有することが最大の強みである。それにより、アジャイル開発に関連するトレーニング、セミナー、ワークショップ等、
要件定義、計画、プロジェクト管理、設計、プログラミング、テストなど、ソフトウェア開発ライフサイクルにおいて、アジャイルの方法論を適用することができる他、IT領域だけでなく、マーケティングなどの領域にも適用することが可能である。また、十分なビジネスアジリティを実現するために、企業や組織の体制や制度などをアジャイルに変革していく方法の指導も行っている。
支援領域
- アジャイル開発に関連する各種研修、コーチング
- マーケティング等、開発以外の領域へのアジャイルの応用
- アジャイルをより有効に機能させるための組織の変革(DX)推進
現在の活動
LSA CONSULTiNG
2022年3月~現在
フリーランスのアジャイルコーチとして、以下のサービスを提供している。
- アジャイルコーチング
- アジャイルトレーニング
- 組織支援コンサルティング
その他の活動
アジャイルソフトウェア開発に関しての質問や情報交換を目的としたスペースであるQuoraの「アジャイルよろず相談室」スペースのオーナーを務めている。
過去の職歴
MSD株式会社
在籍期間:2021年03月~ 2022年2月
2021年09月~現在 社内データプラットフォーム刷新プロジェクトのスクラムマスター
2021年07月~現在 デジタル部門の組織変革
2021年03月~現在 Senior Scrum Master
2021年03月~2021年09月 デジタルマーケティングプロジェクトスクラムマスター
MSD株式会社は、アメリカの製薬企業Merck & Co., Inc.,Whitehouse Station, N.J., U.S.Aを親会社に持ち、医療用医薬品およびワクチンの研究開発を行う会社。資本金は263億4900万円(2020年12月末)。売上高は3,481億円、東京都千代田区に本社を置く。
社内データプラットフォーム刷新プロジェクトのスクラムマスターとして、アジャイルのトレーニングや実務上のコーチング、チームビルディングなどを担当。また、デジタル部門の組織改革として、組織全体の構造を見直しクロスファンクショナルな組織作りを提案、リードし、その実現に貢献した。
Ridgelinez株式会社
在籍期間:2020年08月~2021年02月
2020年08月~2021年02月 シニアマネージャー
Ridgelinez株式会社は、デジタル・トランスフォーメーションを支援し、コンサルティングから先進テクノロジーの実装までワンストップのサービスを提供する。資本金は1億円。創業は1974年(昭和49年)11月、東京都千代田区に本社を置く。
DX専門コンサルティングファームのシニアマネージャーとして、社内におけるソートリーダーシップ活動、メンバーへの基礎教育、開発環境の整備、スクラムマスターの育成などを行い、従来型の中央集権的なマインドセットから高いアジリティを持つ自社組織を立ち上げに従事した。
アフラック生命保険株式会社
在籍期間:2019年04月~2020年07月
2019年04月~2020年07月 アジャイルコーチ
アフラック生命保険株式会社は、がん保険や医療保険などを販売する生命保険会社。総資産は12兆7,841億円(2021年3月末)。従業員は5,149人(2021年3月末)、創業は2020年(令和2年)1月、東京都新宿区に本社を置く。
企業全体の働き方をアジャイル化する変革活動(DX)全般に携わる。経営層向けの助言や提言、人事や総務など社内各部署とのコラボレーションによる組織構造改革、社内のアジャイルチームのハンズオンコーチング等を行い、15チームの立ち上げに関与する。ビジネスサイドのみであったアジャイル導入を、CIOへの提案によってIT部門にまで拡大させることに成功した。
日本アイ・ビー・エム株式会社
在籍期間:2017年11月~2019年03月
2017年11月~2019年03月 国内大手商社における仮想通貨システム構築スクラムマスター
2018年04月~2019年03月 アジャイル研修講師
2017年11月~2018年08月 大手SIerのアジャイル開発導入・デジタルトランスフォーメーション支援
2018年02月~2018年05月 メガバンクにおけるアジャイル開発導入・デジタルトランスフォーメーション支援
日本アイ・ビー・エム株式会社は、アメリカの外資企業で米IBM社の孫会社、情報システムに関わる製品、サービスの提供を行う。資本金は1,053億円。創業は1937年(昭和12年)6月、東京都中央区に本社を置く。
GBS マネージングコンサルタントとして、メガバンクにおけるアジャイル開発導入・デジタルトランスフォーメーション支援や国内大手商社における仮想通貨システム構築業務において、スクラムマスターとしてチームの立ち上げや生産性の改善を実施。予定通りにリリースを実現する。
株式会社 豆蔵
在籍期間:2015年10月 ~ 2017年10月
2017年09月 ~ 2017年10月 ATM専業銀行におけるアジャイル開発改善支援
2017年03月 ~ 2017年10月 大手SIerのアジャイル開発導入・および組織変革
2015年10月 ~ 2017年10月 各種教育講座のトレーニング講師
2016年03月 ~ 2016年05月 センサーメーカーへのアジャイル開発導入支援
2015年10月 ~ 2015年12月 半導体メーカーにおけるアジャイル開発改善支援
株式会社豆蔵は、エンタープライズ領域、AI・データサイエンス領域、組込み領域の3つの事業領域を持ち、課題発見から企画・デザイン・開発・運用を提供する先進のITコンサルティングファーム企業である。資本金は3億1000万円、従業員は176名(2021年4月1日現在)。創業は2006年(平成18年)10月、東京都新宿区に本社を置く。
シニアコンサルタントとして従事。ATM専業銀行案件においては5人から構成されたスマートフォンアプリ開発チームを率いてのアジャイル開発導入、および改善の支援を実施。また、大手通信系SIerにおいては社長直下のDXチームのサポートを1年半に渡って支援し、5つのアジャイルチームの立ち上げや開発標準策定、ITガバナンスプロセスの改定を支援する。
ソニー株式会社
在籍期間:1997年05月 ~ 2015年09月
2015年02月~2015年09月 TV製品アプリケーション開発品質保証
2014年03月~2015年02月 デジタルカムコーダーソフトウェア開発プロジェクトリーダー
2013年04月~2014年02月 デジタルカメラ関連機器(ウェアラブル)品質保証
2012年08月~2013年07月 カメラ関連商品ファームウェア開発スクラムマスター
2008年08月~2010年10月 デジタルスチルカメラファームウェア開発プロジェクトリーダー
2005年11月~2006年12月 ハイビジョンカムコーダー向けMPEG2コーデックファームウェア開発リーダー
2004年04月~2005年10月 民生用デジタルカムコーダー信号処理ファームウェア開発チームリーダー
1997年05月~2000年03月 PDC方式デジタル携帯電話ファームウェア開発プロジェクトリーダー
ソニー株式会社は、エレクトロニクス・プロダクツやイメージング・プロダクツ&ソリューションを手がける日本を代表する総合家電メーカーである。資本金は30億円、売上高は1兆9,913億円(ソニーグループにおけるエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューションセグメント 2019年度実績)。従業員数は約8,500名(2021年4月1日付)であり、創業は1945年(昭和20年)10月、東京都港区に本社を置く。
デジタルスチルカメラやAndroidTVのアプリケーション、携帯電話など多くの民生・業務向け製品のファームウェア開発プロジェクトに従事。特にデジタルカムコーダーの開発においては、オフショア(インド)を含む300名超のプロジェクトリーダーを務める。デジタルデータによるプロジェクト管理を徹底し、要求された納期までに必要なソフトウェアのリリースを実現、プロジェクトを成功に導く。
株式会社安川電機
1990年07月~1997年04月 インバータ事業部 インバータ応用技術課
株式会社安川電機は、産業用ロボットなどメカトロニクス製品の製造を行うメーカーである。資本金は306億円、売上収益は連結 3,897億円(2021年2月期)。創業は1915年(大正4年)7月16日であり、福岡県北九州市八幡西区に本社を置く。
産業用インバータのセールスエンジニアとして、プリセールスを担当、顧客への商品説明、商品導入の技術サポートなどに携わる。また、産業用インバータのファームウェア開発にも従事し、大容量インバータ向けの多重化PWM制御方法の研究・開発にて、安価に5レベルの電圧波形を発生できる特許を取得した。
学歴
1986年3月 大分県立中津南高等学校卒
1990年3月 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学 原子核工学科卒
認定・資格
Scrum Alliance 認定スクラムプロフェッショナル – スクラムマスター(CSP-SM)
Scrum Alliance 認定スクラムプロフェッショナル – プロダクトオーナー(CSP-PO)
Scrum Alliance 認定スクラムマスター(CSM)
Scrum Alliance 認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)
JSTQB Foundation Level(FL)
語学
2011年 TOEIC(830点)取得
英語レベル:ビジネス会話
書籍
わかりやすいアジャイル開発の教科書 レビュワー
タイムボックスからTDD、リファクタリング、チームビルディングまで、アジャイルソフトウェア開発を導入し、現場をより活性化させ、価値のあるソフトウェアをつくり上げるための具体的な方法を、わかりやすく手ほどきします。メンバーを巻き込み、現場を変えたい。 価値のあるソフトウェアをユーザーに届けたい。 つねに最高品質のソフトウェアを作り続けたい。 納期優先の仕事はもうしたくない。 自信を持って、ものづくりを行いたい。 チームの力を底上げしたい。 チームに元気を与えたい。チームに勇気を与えたい。 そんな方に、本書をお届けします。プログラマー/システム開発者必携。
Effective DevOps レビュワー
「DevOpsの4つの柱」としてコラボレーション、アフィニティ(親近感、一体感)、ツール、スケーリングを挙げ、個人と個人のコラボレーション、チーム間や組織全体でのアフィニティの構築、企業全体でのツール選択の考え方、さらに組織がスケールする中でのアフィニティの向上と維持について4部構成で詳述。さらに組織が変化するために「4つの柱」がどのように機能するかについても解説します。 組織の内側から変化を起こし、変化を促進して組織全体へとその影響を広げ、持続可能な組織を構築する方法を紹介する本書は、ソフトウェアの開発、運用、組織のマネージメントに携わるすべての人に必携の一冊です。
松永 広明のソーシャルアカウント
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